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【コラム】脳梗塞後の家族を支える方へ|在宅生活で無理を抱え込まないために

脳梗塞を経験したご家族が退院し、自宅での生活が始まる。

ほっとする気持ちがある一方で、

「転ばせないようにしなければ」
「できるだけ身体を動かしたほうがいいのかな」
「自分がもっと頑張らなければ」

と、不安を抱える方も少なくありません。

けれど、在宅生活は数日で終わるものではありません。長く続けていくためには、ご本人だけでなく、支えるご家族にも無理のない形をつくることが大切です。

退院したら、すぐに元の生活へ戻れるわけではありません

病院では、医師や看護師、リハビリスタッフなどが近くにいます。

ところが自宅へ戻ると、移動や着替え、トイレ、食事といった日常のことを、ご本人とご家族で考える場面が増えていきます。

入院前には簡単だったことに時間がかかったり、その日の体調によって、できることが変わったりする場合もあります。

「昨日はできたのに、今日はできない」

そんな日があっても、焦る必要はありません。毎日同じようにできることだけが、順調に生活できているということではないからです。

手伝いすぎないことも、ひとつの支え方です

家族としては、転倒や失敗が心配で、つい先回りして手を貸したくなるものです。

ただ、ご本人が時間をかければできることまで、すべて代わりに行う必要はありません。

できる部分は本人に任せ、難しい部分だけを手伝う。

すぐに手を出さず、少しだけ待ってみる。

こうした関わり方が、ご本人の自信や生活のリズムを守ることにつながる場合もあります。

もちろん、安全を最優先にする必要はあります。どこまで任せてよいか分からないときは、リハビリの担当者やケアマネジャーなどに相談してみましょう。

ご本人の気持ちが追いつかないこともあります

身体の変化だけでなく、気持ちの変化にも戸惑うことがあります。

思うように身体が動かないことに落ち込んだり、以前より怒りっぽくなったように見えたり、何もする気になれない日が続いたりすることもあります。

ご家族から見ると、

「もっと前向きになってほしい」
「少しでも身体を動かしてほしい」

と思うかもしれません。

けれど、ご本人自身も、これまでとは違う身体や生活を受け入れようとしている途中です。

無理に励ますよりも、「今日はそういう気分なんだね」と受け止めるだけでよい日もあります。

介護する家族にも休む時間が必要です

在宅生活が始まると、ご本人を中心に一日が回りやすくなります。

食事、服薬、通院、介護サービスの調整。細かなことを気にかけ続けるうちに、ご家族自身の疲れに気づけなくなることがあります。

「家族なのだから、自分がやらなければ」

そう思う気持ちは、とても自然です。

しかし、休むことは無責任ではありません。ご家族が疲れ切ってしまうと、在宅生活そのものを続けることが難しくなってしまいます。

デイサービスや訪問介護、訪問看護、訪問リハビリなど、地域にはさまざまな支援があります。すべてを家族だけで抱えず、必要なところを人に頼ってもよいのです。

身体のこわばりや動かしにくさが気になるときは

脳梗塞のあと、麻痺のある手足が動かしにくかったり、筋肉のこわばりや関節の動かしにくさが見られたりすることがあります。

そのような場合には、主治医やリハビリの担当者へ相談しましょう。

身体の状態によっては、医師の同意のもとで、あん摩マッサージ指圧師による訪問マッサージを利用できる可能性もあります。

訪問マッサージは、病院での治療やリハビリの代わりになるものではありません。ご本人の身体の状態に合わせながら、自宅で受けられるケアの選択肢のひとつです。

家族だけで、正解を出さなくても大丈夫です

脳梗塞後の在宅生活に、すべての家庭に当てはまる正解はありません。

ご本人の身体の状態も、性格も、家族の生活もそれぞれ違います。

うまくできない日があっても、予定どおりに進まない日があっても大丈夫です。

困ったときに相談できる人をつくり、使える支援を少しずつ取り入れながら、その家庭に合った暮らし方を探していきましょう。

ご本人を支えることと同じくらい、支えているご家族が無理を抱え込まないことも大切です。

光が丘周辺で、脳梗塞後の身体のこわばりや関節の動かしにくさ、訪問マッサージについて気になることがありましたら、ご本人・ご家族・ケアマネジャーの方からもお気軽にご相談ください。


【問い合わせ先】
フレアス在宅マッサージ練馬光が丘施術所
070-4217-7909
担当:野口
2026年07月17日